コミュニケーション力を上げる「緩み」

 

 私達は生きている限り、どのような人でも人との関わりを持っていない人は一人もいません。
 
人間関係は最高の宝になり得ますが、また悩みの種でもあります。
何故なら色んな考え、生き方の人達がいるので、自分の考えと違うと

軋轢が生じやすい傾向があるからです。
 
そんな時、自分の正義、正しさをふりかざして対応すると、相手の正義

正しさとぶつかってトラブルになったり、
また大人な対応をすれば我慢となって自分のストレスになる、なんてことはありませんか?
 


私ももちろんあります。

でも正義、正しい事なんて誰が決めた事なんでしょうね。
道徳、社会的概念、法律?
 

私は結局自分が決めた正義に自分自身が、がんじがらめになって

縛られているのかもって思う時があります。
こんな時、やはり相手の話しを良く聞くのはもちろんですが

一番大切なのは、「そんな考え方もあるんだねと相手を一旦肯定する」やり方に

変えてみると自分の気持ちが楽になる事があります。

 

そもそも色んな考えややり方があっていい世界ですから

そんな考えもあるのね~っと一旦肯定すると、そこに共感できる

共有できる何かが待っているように思うのです。


なかなか苦手な相手には難しい場合もありますが、果敢にチャレンジすると

相手の中に自分と同じものがある事が分かって理解できる時があり

相手をそして自分自身を許せる時があります。

そして緩んだ私のハートと相手のハートが溶け合い、共感が生まれたりする事があります。

 

コツは自分のハートの「緩み具合」だと私は感じていて
この緩みはユーモアや笑いなど、そもそも人生は滑稽なもので

笑っちゃうようなものと捉えている時、私の場合はその緩みが発動されるようです。

 


みなさんも程良く緩む事で、人間関係が良好になるかも知れません。
 良かったら身体とハートの力を抜いて、緩んだ状態で、様々な関係性に試されてみてくださいませ。

今まで、相手の中に、自分の中に見えなかった、びっくりするような

大切な何かが見えてくるかも知れませんよ。

 

 

Hiromi